
変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで関節に炎症や変形が起こり、長引く膝の痛みや歩行障害を起こす疾患です。立ち上がりや歩行だけでなく、階段の昇り降りなど日常生活に支障をきたしていきます。
従来の治療(内服薬・ヒアルロン酸注射・リハビリなど)で痛みが改善しない場合、手術(人工関節など)を検討するのが一般的でした。手術には負担がともない入院が必要となるため、ためらう方が多いのが実情です。
そこで登場したのが、痛みの原因である神経に直接アプローチする非手術的治療「クーリーフ治療(Coolief)」です。
当院では 2026年7月より変形性膝関節症の患者さんを対象に、Coolief疼痛管理用高周波システムを使用した、末梢神経ラジオ波焼灼療法を導入しました。治療をご希望の方、治療に関するご質問等、お気軽にご相談ください。


Coolief(クーリーフ) による膝関節症の治療とは、痛みを感じる神経(感覚神経)に対して、高周波(ラジオ波と呼ばれる電磁波)を流し、感覚神経を部分的に焼灼(組織を焼いて破壊する外科的治療法)し、痛みを軽減する治療です。
運動神経を避けつつ、ターゲットとなる知覚神経を広範囲に焼灼します。
プローブ先端を冷却することで先端電極の温度上昇を抑えます。
高周波焼灼前に、電極から微小な電流を流すことで運動神経を同定します。
